息子の予測不能な行動に親はつかれるけど、夜は一緒にゆったり眠りたい
息子キミタロウは今では、自閉スペクトラム症の特徴のみがあらわれていると感じますが、
2-3歳の時はADHDの傾向もあるのではないかと思うくらい、本当にじっとしていませんでした。
外にお出かけの時は、ふっと私の手から離れてどこかに走ってしまうことが多々ありました。
そんなとき、絶対に手を離さないようにしっかり5本の指で組み手をして、というやり方があったようですが、
私はそのころどうしてよいのかわからず、ただただ追いかけるか、「急にかけだしたら危ないでしょ!」と叱っていました。
迷える子羊状態の母親でしたが、
ある日雑誌で宇宙飛行士の山崎直子さんが毎晩お子さんに
「生まれてきてくれてありがとう」
と言葉をかけて寝ている、という記事を読んだことがありました。
せめて1日の終わりは、安らいだ気持ちで眠りに入りたい、という思いから私も真似をし始めました。

「生まれてきてくれてありがとう」を寝る前にいい続けてみた感想
うちの子らに言い続けてよかったことは、「あー、今日は子供らに言いすぎちゃったな」と思えることをしても
毎日寝る前には自分が優しいお母さんになれている、と感じられることです。
また、自分の存在自体がありがたいと思っているんだよ、というメッセージを母親が子供に伝えられていることは
少しでも子供の自己効力感を高くするのに役立っているのではないかと思っています。

コメント